ドイツ ワーキングホリデービザ申請について
前回からずいぶん間が空きましたが、やっと一部の人には多少訳に立ちそうな情報を書いていきたいと思います。今回はドイツのワーキングホリデービザについて書きたいと思います。できるだけ事実に沿って書きたいと思いますが、時々記憶違いなどで間違った情報などあるかもしれません。必要なことは自分で調べて、ここの情報は参考程度に使っていただけると幸いです。なにか質問があれば、できる限りお答えしたいと思います。
日本人がドイツのワーキングホリデービザを取りたかったら、日本にいるうちにドイツ大使館/総領事館に行って申請するか、ドイツに行ってからそこのAuslaenderbehoerde(外国人局)に行って申請するか選ぶことができます。私の場合はベルリンに来てからの面倒をできるだけ避けたかったので、日本でできるならばと東京にあるドイツ大使館でビザ申請しました。
ワーキングホリデービザに必要な書類や手順などの情報はドイツ大使館のウェブサイトで得ました。
基本的な情報は大使館のウェブサイトから得られるので、ここではもう少し細かいところを書いていきたいと思います。
ビザ申請書は普通に記入して問題なかったはず。
パスポートはそのまま持っていくだけ。
写真は道端にあるような証明写真撮影機で撮ったものを持って行きました。写真はウェブサイト上にも書いてあるように、割と細かいルールがあるので気をつけたほうがいいかもしれません。(ここから無駄な情報)パスポートに付けられた写真ではとてもひどい顔をしていたけど(ドイツ人の友人達に見せたときに「この写真の私の顔、3年間牢屋にいた囚人みたいな顔だね」と自虐ジョークを言ったら「そうだねハハハ」と返された)、なぜかワーホリ用の写真ではなかなかまともな顔をしていて嬉しかった。
往復航空券の予約証明書は、私にとっては少しトリッキーでした。私は片道航空券しか買わなかったのでこの書類はいらないと思って持って行きませんでした。それで大使館に行って、担当のお姉さんに航空券の予約証明書を出してくださいと言われてとても焦りました。焦って「私は片道だけなのでいらないと思って持ってきませんでした」と言い訳しましたが、よくよく考えれば(よくよく考えなくても)、「往」復航空券だから片道でも必要なのは明確ですね。担当してくれた大使館のお姉さんが優しい人だったので、航空券予約のEメールをその場でお姉さんの仕事用パソコン宛に送ることでなんとかクリアすることができました。
ドイツでの全滞在期間有効な旅行者用医療保険(歯科の治療にも適用され、女性の場合は妊娠時にも適用される保険に加入していることを証明するものを提示してください。)および旅行賠償責任保険。これはこのサイトを参考に保険会社を決めました。
このサイトではワーホリ用の健康保険と旅行賠償責任保険として2種類の保険を紹介しています。読めばわかることなんですが、要するにStepinのほうは料金が高くてそのかわり日本語対応のサービスがあったりして、Careconceptのほうは料金が安いかわりにドイツ語か英語の対応しかできないという感じです。どっちにするか悩みましたが、一年間契約するとしてStepin(12万円ほど)とCareconcept(6万円ほど)を比べて2倍ほどの違いがあったことと、Careconceptが英語の対応ができるのであれば自分は英語はわかるからなんとかなるだろうと思ったことと、加えて緊急時にはドイツ語が話せる人が家にいることを考えてCareconceptにしました。オンライン上で申し込めて、直後に契約書がEメールで送られてくるのですが、けっこう申し込みは一人でやるには難しかった覚えがあります。ただ、すでに日本人の方がこの保険に申し込んでその方法を丁寧に紹介していたりするので、そういうサイトを参考にすれば問題ないかと思います。
私は健康保険に Care College Comfort、賠償責任保険に個人賠償Mタイプ(事故保険込み)を選んで、ワーホリビザもらえました。
生活費支払い能力の証明は、自分名義の通帳を持っていってことたりたみたいです。片道航空券しかなかったので、私の場合4000ユーロ相当の日本円が口座に入っている必要がありました。そんな額自分では貯金できなかったので、この時だけ親に借りて口座に入れてもらいました。
大使館にはオンライン上で予約をしていきました。大使館のウェブサイトでできます。どれぐらい前から予約したのか忘れてしまいましたが、できるだけ早い方が後で焦らずにいいかと思います。ちなみに4月からのワーキングホリデービザを2月に私は取得しました。
予約日当日は、時間より10分ほど早く大使館に行ってドイツビザを担当する部屋に入り、少し待ってからカウンターのお姉さんと話して、書類を提出して、総滞在時間30分ほどと案外あっさりと終わりました。ただ当日にビザをパスポートに貼り付けてもらうことはできないみたいで、後日受け取ることしかできませんでした。大使館のウェブサイトでは確か大阪の総領事館しかビザを貼り付けたパスポートを郵送できないと読んだ覚えがあったので、また新幹線に乗って東京に来ることを覚悟していましたが、誓約書(パスポート郵送時に何かあった際の責任は大使館にはないという宣言)にサインし、郵送料を払えば東京の大使館も私の家にビザ付きのパスポートを送ってくれました。あまり記憶がはっきりしませんが、大使館に行ってから1週間ぐらいでパスポートが家に着いた記憶があります。もしかしたらもっと早かったかもしれません。とにかく思ったより早かったという印象でした。
ワーキングホリデーについてはこれぐらいかと思います。次回は奨学金について書こうかなと考えています。長々とすいませんでした。